関西各地のお知らせ

「発掘された日本列島展2012」

 日本各地で毎年約8千件も行われている発掘調査。なかでも全国的に注目されたものをより早く、分かりやすく展示できることを目的とした、「発掘された日本列島展」が堺市博物館で開催される。
 
 今年度は、旧石器時代から近代までの全国20の遺跡から出土した約580点の出土品を展示。なかでも、鎌倉時代末の元寇(げんこう)襲来の軍艦(沈没船)が発見された史跡鷹島(たかしま)神崎(こうざき)遺跡(いせき)や明治10年の西南戦争激戦地の田原坂から出土した銃弾・砲弾などの展示が注目される。また、特集として東日本大震災における被害で受けた複数の遺跡の文化保護の取組みも特別に展示する。

 堺市博物館では地域展として「激動の時代「慶長」を掘る-よみがえる400年前の京都・大坂・堺-」を同時開催する。わずか20年間の「慶長」は地震で始まり政権交代を経て、そして戦乱え終わると云う、まさに激動の時代であった。しかし必ずしも暗い時代ではなく、朱印船貿易により東南アジアへ方面には多数の日本人が渡航して、数多くの文物がもたらされている。そして、都市では茶の湯が大流行して、「へうげもの」に代表されているような新しい様式美が誕生した。

 近年の発掘調査では、400年前のこの時代を物語る遺構・遺物が発見されている。今回の地域展で、その主要な舞台であった京都・大阪・堺の遺跡から出土した「慶長」に関連する遺物をとおして激動の時代でもあった「慶長」年間に触れていただきたい。

■開催期間  平成24年11月17日(土) ~ 12月24日(日)
■開館時間  午前9時30分~午後5時15分(入館は午後4時30分まで)
■会場    堺市博物館(堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁 大仙公園内)
■休館日    11月26日(月)、12月10日(月)、12月17日(月)
■入館料    特別展期間中 一般500円、高大生250円、小中学生50円
       (通常入館料  一般100円、高大生50円、小中学生20円)
        ※20名以上の団体料金あり。
        ※65歳以上の方、障害手帳をお持ちの方、堺市内在・在学の小中学生は無料。

【特別展 ~発掘された日本列島2012~】
○展示品解説
 日時 :  12月1日(土)、12月16日(日) 午後2時~3時
○講演会  『発掘された日本列島2012について』
 日時 :  11月17日(土)午後2時~3時30分
 講師 :  文化庁文化財部記念物課調査官 近江俊秀氏
       ※先着100名。直接会場へ。

【地域展 ~激動の時代「慶長」を掘る~】        
○講演会  『秀吉を襲った大地震 -地震考古学で読み解く慶長伏見地震-』
 日時 :  11月25日(土)午後2時~午後3時30分
 講師 :  (独)産業技術総合研究所客員研究員 寒川 旭氏
       ※先着100名。直接会場へ。
       *両講演会共に講演会当日の特別展入館券が必要です。
        なお、12時より整理券を配布します。

 
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問い合わせ先 : 堺市博物館
電話/E-mail 072-245-6201