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もうすぐ収穫、鳥取の梨

 日本では、梨といえば、西洋梨と異なる林檎のような丸い形状が一般的。日本梨は果皮が茶色の赤梨と黄緑色の青梨に大きく分けることができる。鳥取県は梨の栽培で全国的に有名で、なかでも青梨「二十世紀」(写真)は日本一の生産量を誇る。
 二十世紀梨は、1888年、千葉県松戸市で偶然発見され、1904年、鳥取県に導入された。この初めて同県に入った樹は、鳥取市内に健在で、親木と呼ばれ現在でも実をつけている。
 二十世紀梨の特徴は、さわやかな甘み、みずみずしさ、そして、シャキシャキとした食感で、食物繊維を多く含み、体調を整える効果があるといわれている。特徴のある味は、輸出先の台湾、香港、アメリカなどでも人気がある。
 さて、同県では次世代を展望した品種改良を積極的に行っている。赤梨「新甘泉(しんかんせん=「新幹線」と同じ読みなので、日本人にとっては親しみやすい。)」と青梨「なつひめ」は、生産量が拡大しつつある有望な新品種である。
 「新甘泉」は、糖度約14%の圧倒的な甘さを誇る。「なつひめ」は、二十世紀梨よりも酸味は控えめで甘みが強く、爽やかな味が特徴。いずれも二十世紀梨よりも早く食べ頃を迎える。
 二十世紀梨は、販売戦略上、8月下旬から出荷しているが、これらの新品種(特に「なつひめ」)を投入することで、本来の味となる9月以降に出荷することが可能になる。いわば品種のリレーによる出荷が実現することで、同県産の梨のおいしさがさらに向上し、取り扱われる期間が長くなる。
 このほかにも、同県では、さまざまな梨が栽培されている。もうすぐ梨の収穫期。秋の風物詩、同県産の梨をぜひ賞味いただきたい。
 
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問い合わせ先 : 鳥取県統轄監広報課
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