KANSAI Close-up

足元先回りどこへでも、踏み台型ロボット―国際電気通信基礎研究所、筑波大が開発

関西文化学術研究都市の中核施設として、心地よい未来の暮らしの実現をめざし研究開発を推進する国際電気通信基礎技術研究所(ATR)はこのほど、筑波大学と共同で人間の歩行に合わせて足元を移動する踏み台型のロボット「サーキュラフロア(Circula Floor)」を開発した。
本体は、一辺60センチメートルの四角形の底面に車輪と駆動用モーターの付いた踏み台型ロボット4台からなり、パソコンからの無線遠隔操縦で全方位に動かす仕組み。超音波とレーザーの照射によりロボットの位置と歩く人の足の位置をパソコンが検知し、人が歩く向きや速度、場所を解析、足の下りる位置にロボットを移動させる。
開発したシステムでは、一辺4メートルの正方形のスペース内で4台のロボットが動き回り、人の歩く速度が秒速70センチメートル程度までなら問題なく追随できるという。
この装置と映像を表示する機器と組み合わせ仮想空間を演出するといった業務用ゲーム機などへの応用が見込まれるという。
問い合わせ:ATRメディア情報科学研究所
電話:0774−95−1401