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西日本メーカーの97年度海外直接投資額、4年ぶり減少に、輸銀全国調査

日本輸出入銀行は海外拠点を3社以上保有する関西以西の製造業企業を対象に「海外直接投資の今後の動向に関するアンケート調査」を実施(97年7月 - 9月)し、結果を発表した。116社から回答を得た。それによると、96年度実績にも回答した85社の97年度海外直接投資見込み額は1,741億円で、前年度比21.4%減となった。マイナスとなったのは4年ぶり。今後3年程度の有望な投資先国について見ると、中国、アメリカ、インドネシア、インド、ベトナムの順で、タイは通貨問題もあり前回3位から今回6位に順位を下げた。またインドを有望とする企業数が年々増加傾向にあり4位に浮上、中南米ではブラジル、メキシコ(9位)が有望投資先として注目されている。為替動向による海外投資計画への影響を見ると、76.1%が「従来の計画と変わらず」を挙げ、最近の円安傾向の影響はあまりなかった。なお、同行は、全国のメーカーを対象とした調査結果も発表した。