KANSAI Close-up

焼却時のダイオキシン発生を抑制するごみ袋を開発、住友化学など

住友化学工業は、包装材料の専門商社の日本グリーンパックス、ニチメンとともに、環境汚染を抑制する機能を持った樹脂フィルム「スイアルパワー」を開発した。「スイアルパワー」は、特殊な水酸化アルミニウムを30 - 40%含む半透明のポリエチレンフィルム。ごみ袋としてこれを用いた場合、焼却炉での燃焼過程で、水酸化アルミニウムが表面積の大きな酸化アルミニウムに変化することにより、ダイオキシンの発生を抑え、焼却灰中の重金属を吸着除去するなど、環境汚染物質の放出を抑制する効果がある。近く、焼却場の公害対策に取組む地方自治体向けに、ごみ袋用途としてサンプル出荷する。2年後には年間3,000トンの販売を目指している。また住友化学工業では、同様の機能を有するシートや容器などの開発にも取り組んでいく。