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大型商業施設が開業ラッシュ-大阪のキタ、アベノ

 大阪市内の大型商業施設の開業ラッシュが続いている。JR大阪駅周辺の「キタ」地区では、10月31日にJR大阪駅構内に「エキマルシェ大阪」、11月21日に「阪急うめだ本店」が全面開業し、2013年4月にはJR大阪駅北側の再開発地域「グランフロント大阪」の商業施設部分が開業する。また、市南部の天王寺・阿倍野地区では、近鉄百貨店の「あべのハルカス近鉄本店」が、2014年春に全面開業する。

 エキマルシェ大阪は、「大人のみちくさ」をテーマに、通勤客らが気軽に立ち寄れる空間を目指した。店舗面積約4500㎡で、持ち帰り出来る惣菜やスイーツの店をはじめ、衣料品店、飲食店など計82店舗が軒を連ねる。駅に直結する改札口を備え、300台分の駐輪場もある。同施設の開業で大阪駅のリニューアルは完了した。

 阪急うめだ本店は、売り場面積8万㎡で西日本最大級。集客効果を高める「劇場型百貨店」をテーマに掲げ、売り場面積の約2割を物販以外の広場やギャラリーにあてた。9~12階の4層吹き抜けの「祝祭広場」では多彩なイベントが繰り広げられ、物を買うことだけではない心躍る楽しさを演出。12・13階にある26のレストランは、昼と夜ではメニューや照明を変えて、異なる表情を演出している。
 
 同店の全面開業により、キタにあるJR大阪三越伊勢丹、大丸梅田店、阪神梅田本店の4店の売り場面積(約25万㎡)は、東京・新宿の百貨店4店(約21万㎡)を上回り、全国有数の百貨店激戦区になった。

 あべのハルカス近鉄本店は、タワー館とウイング館からなり、売り場面積は10万㎡と日本最大。タワー館は高さ300mの日本一の超高層ビル「あべのハルカス」の地下2階~地上14階に入り、2013年夏に先行開業する。ウイング館は現在の阿倍野店を順次改装し、2014年春に営業を開始する。顧客の滞在時間を高めるため「街のような場」をテーマとし、売り場面積の4分の1を飲食店や休憩スペース、イベントホールなどの物販以外にあてる。NPOや市民団体が活動する場を店内に設け、屋外には貸し菜園や子供の遊戯施設を設置。12~14階のレストラン街は、日本最大級。1万1000㎡に42店が入り、席数は2800に上る。

 
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エキマルシェ大阪
賑わう施設内の様子
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阪急うめだ本店の「祝祭広場」
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高さ日本一の超高層ビル
「あべのハルカス」
写真:近畿日本鉄道株式会社提供
 
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