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集合住宅のディスポーザーの生ごみで発電、汚泥もゼロに−大阪ガス

大阪ガスは、集合住宅などで導入が進む家庭用生ごみ粉砕器「ディスポーザー」の生ごみをバイオガス化し発電するシステムを開発した。
 砕かれた生ごみは水と一緒に流し、住宅内に浄化槽を置いて排水処理しているが、浄化槽にたまった汚泥を定期的に除去しなければならなかった。同社は微生物を使い、生ごみからバイオガスを高効率に発生させる技術を独自に開発。この技術を使ったシステムで、処理に必要な排水を50%減らし、汚泥もゼロにすることに成功した。発生させたガスは都市ガスと混ぜてコージェネレーション(熱電併給)システムで電気や温水として有効活用する。同社によると、ディスポーザーの生ごみをバイオガス化し活用した例はないという。
 実証実験をしたうえで11年度の商品化を目指す。安定した生ごみが必要なため、200戸以上の大型集合住宅や大型商業施設、食品工場などでの需要を見込んでいる。

問合せ先:大阪ガス株式会社 広報部
電話:06−6205−4515
URL: http://www.osakagas.co.jp/