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国内初、角竜類の化石発見−兵庫・篠山市

兵庫県立人と自然の博物館(三田市)はこのほど、同県篠山市の地層「篠山層群下部層」(白亜紀前期、1億4000万〜1億2000万年前)から、国内で初めての角竜類の化石が見つかったと発表した。角竜類は草食恐竜で、白亜紀後期に繁栄した大型のトリケラトプスなどが属する「ネオケラトプス類」の起源となる原始的な種類とみられる。同化石は12月27日まで同博物館で公開されている。(骨格模型写真:福井県立恐竜博物館提供)
 見つかった化石は、歯のついた上顎骨(長さ42mm)、前顎骨(同29mm)、歯骨(同14mm)の3点。化石の大きさから体長は約60cmとみられる。保存状態は良く、全身骨格の発見も期待される。ネオケラトプス類は、東アジアが起源で、北米大陸に分布が広がり大型化。今回の発見は、初期のネオケラトプス類の生息時期を絞り込み、恐竜の進化の過程を探る上で貴重な資料になると注目されている。
 篠山層群からは国内最大級の草食恐竜「丹波竜」や国内最古とされる哺乳類の化石などが見つかっている。

問合せ先:兵庫県立人と自然の博物館
電話:079−559−2001
URL: http://www.hitohaku.jp/
 
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