KANSAI Close-up

大阪の都心ビル地下に、人工土の新型植物工場−丸紅大阪支社ビル

丸紅はこのほど、大阪支社ビルの地下2階に、新型植物工場のショールームを開設した。特殊な土壌を使い、光と温度を管理して季節や天候に左右されずに野菜を栽培。従来の水耕栽培では困難なダイコンやゴボウなどの根菜類も栽培できる。屋内のため害虫混入のリスクも低く、無農薬栽培も可能。根菜類の栽培を可能にした特殊な土壌は、一般土壌と比べ、水は10倍、肥料は50倍蓄える力があり、水や肥料の使用量を大幅に抑制できる。また、光の波長を変更できるLED(発光ダイオード)や蛍光灯で光量を調節し、味や栄養価を高めたり、成長を早めることもできる。露地栽培に近い風味も期待できるという。(写真)
 同社は、「食の安心・安全に対する消費者ニーズが高いなか、地産地消を進めるうえで植物工場は有効」とアピール。工場やビルの空きスペースを利用して農業参入を目指す事業者に、植物工場設備を販売する。砂漠が多く水不足に悩む中東諸国など、海外への販売も計画している。

問合せ先:丸紅株式会社 機能化学品部
電話:06−6266−4278
URL: http://www.marubeni.co.jp/

 
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