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タワーナイブズ大阪 関西在住の外国人が語る関西の魅力 堺市編 ~伝統を未来へ~ 【Chapter 1】
おはようございます。堺へようこそ。私はエマニュエル・アイエドゥンです。大阪府立大学現代システム科学域の留学生です。大学ではコンピューターサイエンスを勉強しています。3年前に大学の「堺・魅力発見隊プロジェクト」に参加し、堺の多くの美しい場所や伝統産業の工房を訪れるチャンスに恵まれました。 ...

私たちは今、大阪市の新世界にいます。堺市の紹介なのに、なぜ大阪市に来ているかというと・・・ ここ新世界には、堺の包丁を世界に広めるために人生を捧げている1人の男性がいるからです。 おはようございます。ハイバーグさん。 お店には堺の包丁がずらりと並んでいますね。なぜ、このお店を開かれたのですか? トマトを切ってみると一番よくわかります。なまくらな包丁だとトマトを切るのに苦労します。これなら、楽に切れます。しかも、ほら、切った断面がこんなにも滑らかで、果汁も中に留まっていて、まな板にもついていません。 地図をお見せしましょう。包丁を作っている職人さんのところには、チンチン電車で行くのが便利。この堺の伝統産業案内ガイドブックは、あなたたちが作ってくれたものですが、本当によくできていますね。
藤井刃物製作所 関西在住の外国人が語る関西の魅力 堺市編 ~伝統を未来へ~ 【Chapter 2】
今、百舌鳥・古市古墳群をユネスコ世界遺産として登録する運動が行われていますよね。古墳が発展した大昔の時代、優れた切削工具に高い需要があったことから、堺では刃物産業が盛んになったんですって。  ...

この古い町並みの細い路地を入ったところに、これから訪問する藤井刃物製作所があります。 包丁研ぎの名人である藤井さんは、関西で一番多忙な職人さんの一人です。でも、事前に予約すれば、包丁研ぎの一日体験ができます。 藤井さんは、世界的に有名な職人さんです。これら研ぎ前の包丁はヨーロッパから届きました。 運がよければ、ここで包丁の研ぎ方のレッスンを受けることができます。きっと特別な体験になると思いますので、ぜひ試してみてください。
佐助 関西在住の外国人が語る関西の魅力 堺市編 ~伝統を未来へ~ 【Chapter 3】
高須神社駅から東へ10分くらい歩き、私たちは南海電車の浅香山駅の近くにやってきました。これから、関西で最も有名な鍛冶職人工房の一つである、佐助を訪問します。 ...

うちでは、包丁も作っていますが、おっしゃるように植木屋さんの鋏、こういった刈り込み鋏とか植木屋の手鋏などを、主に作っている鍛冶屋です。 鋏はやはり作るのが、鋏の裏がプロペラのようにねじれをつけたりとか、やっぱり他の人に任して調子とかなかなか出せないので、自分でやらないとちょっと無理です。作れない状態で、そういうような、自分で最後まで作っております。 金の象嵌(ぞうがん)というのをここにはめ込んで、足は漆(うるし)の焼付けでこしらえたものなんですね。で、刃の方は鋏の作り方として、裏がプロペラのようにねじれをつけて、食い込むように動きをつけてこしらえたものなんです エリックというフランス人が来て、今手伝ってもらっているんですけどね、まあ、ふとした時ここへ見に来た時に声かけて、やらないかと声かけたら「やります」って言うから、そんなんで手伝ってもらってますね。
堺伝統産業会館 関西在住の外国人が語る関西の魅力 堺市編 ~伝統を未来へ~ 【Chapter 4】
私たちは、今、堺伝統産業会館の前にいます。チンチン電車の妙国寺前駅の近くです。 ...

ここでは、堺の伝統工芸について多くを学ぶことができるだけでなく、様々な伝統工芸品を買うことができます。たとえば、包丁や緞通や「昆布」などです。 ここはとてもユニークな施設です。館内の様々な展示を見学できるだけでなく、毎週開かれている包丁の研ぎ方講座などを受講できるのです。 堺にお越しの際はぜひこの会館にも来てください。きっと、素敵なお土産が見つかりますよ。
郷田商店(昆布の老舗) 関西在住の外国人が語る関西の魅力 堺市編 ~伝統を未来へ~ 【Chapter 5】
大小路駅を南東に歩き、郷田昆布商店の前に来ました。日本語で「昆布」と呼ばれる海藻は、主に日本の北部にある北海道で収穫されます。 ...

それがどうして堺にやってくるのか、その理由はシンプルです。昆布を薄く加工するためには特殊な刃物が必要です。 最高品質の刃物は堺で生産されていたため、北海道で取れた昆布は、敦賀、小浜、下関、大阪を通るいわゆる「昆布ロード」をたどって、堺へとやってくるのです。 堺の昆布はとても美味しくて、栄養たっぷりの健康食品なんです。でも、昆布をごく薄く削るには、職人さんは長い時間床に座って作業しなければなりません。 最近は、機械で削ったおぼろ昆布も出回るようになりましたが、店主の郷田さんは伝統的な手法を守りながら、 昆布の味の良さを世界中に広めようと、強い信念を持って日々生産・販売そして広報に当っておられます。
スポテッドホースクラフト 関西在住の外国人が語る関西の魅力 堺市編 ~伝統を未来へ~ 【Chapter 6】
次に訪問するのは、スポテッド ホース クラフトです。手作業でジーンズを作っているユニークな工房です。チンチン電車の駅からは少し離れていますが、バスを利用することもできます。では、中を覗いてみましょう。 ...

こんにちは、大園さん。お久しぶりです!はじめに、なぜこのお店を開くことになったか、お話しいただけますか? ぼくは岡山でジーパン作りを修行させてもらってたんですけども、独立するのだったら堺だと思いました。 鉄砲の要素というのが、もともと昔の火縄銃の燃えていく火縄の部分を燃えやすくするように、そのためにインディゴ、藍染めというものをやってたんですね。藍染めっていうのがまさにこのデニムの、これが藍染めのデニム生地です。 マジックウォッシュっていうのは、ブリーチ剤を使って、あとは全て手作業なんですね。だから電動器具なんかを全く使わずに自分のセンスと経験だけで仕上げていく技法なんです。 マジックウォッシュは、現代のジーンズを作るために発明された最新の技術だと思います。大園さんがやろうとしておられるのは、伝統と現代の技術とが調和したジーンズ作りなんですね。
高儀(五月鯉幟) 関西在住の外国人が語る関西の魅力 堺市編 ~伝統を未来へ~ 【Chapter 7】
次にご紹介したいのは、堺五月鯉幟の工房です。鯉幟が作られるようになったのは明治時代の初めで、その頃は、日本の凧職人が紙製の鯉幟を作っていました。それ以降、鯉幟の生産は大阪で非常に盛んになりました。 ...

明治時代の終わりに、高儀工房は、ユニークな布製鯉幟を作り始めました。そのデザインは、鯉の背中に、日本民話で有名な金太郎が乗っているというところに特徴がありました。 「高儀」6代目職人、高田武史さんは、大阪府知事から「伝統工芸士」の称号を受けています。若い世代に伝統産業の技術や精神を伝えるために、小学校を訪問して、子どもたちに鯉幟の描き方を教える活動も行っておられます。 昨年、私たちがこの工房を訪れたときは、5代目である高田さんのお父様が、さまざまな筆を使って鯉幟を描いている姿を見せていただくことができました。その素晴らしい筆さばきに、すっかり魅了されました。 この大きな鯉幟を見て!本当にきれい。 そうですね。色が華やかで、すばらしい、の一言です。
糀屋雨風 関西在住の外国人が語る関西の魅力 堺市編 ~伝統を未来へ~ 【Chapter 8】
糀屋雨風は、JR阪和線津久野駅のすぐ近くにあります。このお店の創業は江戸時代で、それから長い間、品質の高い醤油や糀製品をつくり、その伝統と評判を守ってきました。 ...

今も、現社長の豊田実さんのリーダーシップのもとで、幅広い商品を作っておられます。 糀は有機微生物の一種で、暖かく湿ったところで穀物の中で繁殖させて作られます。日本では古くから、糀を原材料に使用して、酒、味噌、酢、漬け物、甘酒などを作ってきました。 豊田さんによると、糀は味噌、醤油、甘酒など、日本の伝統的な食べ物でよく使われてきた材料です。でも、このお店では、糀を使って、スイーツやさまざまな手作りの食品や飲み物も作っています。 お店のすぐそばに、糀カフェというカフェテリアがオープン。ワッフルやジェラート、クッキーなど、すべて糀から作られた食品を楽しむことができます。
北山染工場 関西在住の外国人が語る関西の魅力 堺市編 ~伝統を未来へ~ 【Chapter 9】
「注染(ちゅうせん)染め」の浴衣は着心地が良いと言われています。「注染(ちゅうせん)染め」の技術は明治時代に堺で考案されました。 ...

堺には、布地を染める染工場がいくつかあります。ここでは北山染工場を紹介します。 伝統的な「注染(ちゅうせん)染め」は、4つの基本的なステップを含みます; 糊付け、染め、洗い、乾燥です。染色のプロセスでは、布地の上に防染糊を付けている作業を見ることができます。 手染めの製品と、プリント製品を見分ける簡単な方法は、浴衣の両面をチェックしてみることです。生地の裏地が白い場合、プリント製品です。両面に同じ絵柄と色がある場合は、手染めの製品ということになります。 注染は、堺を源流とする石津川の豊かな水の流れと、 堺の職人の技がみごとに調和して一つになったものとして、受け継がれてきたのです。注染の技法は間違いなく、日本の織物業界にその精神と特徴を伝えていくものです。
滋賀の絶景 Maddie's Journal ~滋賀の絶景~
私の名前はマデリン・トンプソン(Madeline Thompson)、アメリカの東海岸にあるマサチューセッツ州生まれです。3か月前に滋賀県にやってきて以来、私の故郷では想像もできなかった景色や風景に数多く出会いました。 ...

滋賀の絶景 サンライズカヤック in びわ湖(BSCウォータースポーツセンター) 比叡山延暦寺(根本中堂) 彦根城天守と玄宮園のライトアップ
案内してくれたのは同僚のホドリーゴ(Rodrigo)。彼にはとっても感謝しています。 今日は私が訪れた場所をいくつかみなさんに紹介しますね。 滋賀県には日本で一番大きな湖、琵琶湖があります。ある日ホドリーゴと私はかなり早起きして「日の出」を見るためにカヌーで湖に漕ぎ出しました。東京や大阪、京都にも行ったことがあるけど、こんなに素晴らしい景色を見たことはありませんでした。 延暦寺は比叡山にあります。最澄という名の僧侶が1200年前に開いた仏教のお寺です。彼は日本の天台宗の開祖であり、この寺は日本の仏教界において最も神聖な場所の一つであり、ユネスコの世界遺産でもあります。 彦根城の隣には、玄宮園(Genkyuuen)と呼ばれる美しい日本庭園があります。木々の葉が色づく秋には特別にライトアップが行われます。その美しさはうまく言葉で表現できないくらいです。ぜひご自身の目で確かめてみてください。