■歴史・文化 ■関西の食文化 ■インタビュー「関西のうすあじ文化」 ■「海・山・川・湖からの贈りもの」 各府県レポート
 ■鼎談「関西の食」 ■トピック「関西の酒事情」











食は関西にあり。上方の系譜が滋味を培う。 めでたい鯛と七福神の一人、恵比寿さま
contents
スペシャル・インタビュー
『うすあじ文化は、素材の良さを引き立てる、日本料理のバックボーン』 石毛直道
「海・山・川・湖からの贈りもの」
天下の台所(大阪府)京の都の野菜(京都府)
自然の幸と港の幸(兵庫県)古のまほろばの味(奈良県)
宝湖に伝わる伝統食(滋賀県)海・山の素朴な味わい(和歌山県)
松阪・伊勢・的矢は世界に響く(三重県)温暖な風土の恵み(徳島県)
御食国からの贈りもの(福井県)
鼎談
関西の「食」、その豊かさの源。そして、明日への展望 
奥村彪生・門上武司・村上和子
トピック
日本一の酒どころ、関西の“酒事情”
21世紀。「関西の味」が世界へひろがる。 金時人参
金時人参
1945年、日本は敗戦、戦後の復興に取り組んだ。そして1960年代の経済の高度成長期を経て驚異的な復興をとげ、同時に大都市での暮らしでは急速な西洋化が進み、「食」の世界もその例にもれず、洋食や加工食品がふだんの生活に大きな割合を占めるようになった。
一方で、それが行き過ぎて飽食の社会と言われるようになって久しい。その豊かな「食生活」の影で、いわゆる「和食」の基本である「煮物」「和え物」などの家庭の食卓に占める割合が低くなっていったのである。いまは、それではいけないと、「和食」がいかに心身の栄養にとって理にかなったものであったことか、さらには、家族にとっての「食」がこころを育てるうえでいかに大切なものか、という伝統を再認識している時代といえるのではないだろうか。
つまり、あらためて庶民の伝統的な「和食」が見なおされているのだ。そのルーツは上方(京・大阪を中心にした関西)にある。この上方の「うすあじ料理」が世界に理解されつつあるのは、限られた地球資源への理解、やみくもな高度消費社会に対する懐疑、つつましくも落ち着いた社会をめざす気分、それらによりそっているからである。「うすあじ料理」は、21世紀、世界へ広まるに違いない。

 All images Copyright.
 2002 Kansai International Public Relations Promotion Office.
 All Rights Reserved.